述語論理と集合
復習したのでメモ.
f:X→{0,1}を述語(条件)と言おう(0はfalse, 1はtrueを表す).{x∈X∣f(x)=1}を,単に{x∈X∣f(x)}と書こう.述語は自然言語で書いてもいいので,かなり自由度が高い.
全称と存在を考える.以下は命題になる.
∀x∈X,f(x)
ちょっと見方を変えると,これは,
∧x∈Xf(x)
と同じ多分.Xが有限じゃない時とかはよくわからんけど.
存在も以下のように似たように考えればいい.
∃x∈X,f(x)⇔∨x∈Xf(x)
f:X×Y→{0,1}を考える.以下は述語.
∧x∈Xf(x,y)
これが成り立つyの集合を考える.
{y∈Y∣∧x∈Xf(x,y)}
おそらく,
{y∈Y∣∧x∈Xf(x,y)}=∩x∈X{y∈Y∣f(x,y)}
となる.
存在の方も同様に,
{y∈Y∣∨x∈Xf(x,y)}⇔∪x∈X{y∈Y∣f(x,y)}
となると思う.
これは,確率を考える上でかなり大事になってくると思う.
何かが存在する確率を,和集合の確率で表すことができて,そのupper boundが簡単にでる.この辺はまた今度気が向いたら書こうと思う.
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