分類問題で扱う代理損失

分類問題で扱う代理損失

入力をxXx \in \mathcal{X},出力をy{1,1}y \in \{-1, 1\}とする.f(x)0f(x) \geq 0のときは正例と,f(x)<0f(x) < 0のときは負例と予測する分類器を考える.m=yf(x)m = yf(x)とすると,m0m \geq 0のとき正解で,m<0m < 0のとき,不正解となる.不正解のときは11を,正解の時は00になるような損失関数を以下のように定義する.

I[m<0] \begin{aligned} \mathbb{I}\left[m < 0\right] \end{aligned}

ただし,I\mathbb{I}は指示関数である.有名な損失関数として,hinge lossや,exponential lossがある.

hinge=max{0,1m}exp=exp(m) \begin{aligned} \ell_{hinge} &= \max\{0, 1 - m\}\\ \ell_{exp} &= \exp \left(- m\right) \end{aligned}

流れ的には,目的関数を指示関数を使って上のように定義して,代理損失で置き換えるって感じかな.

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